デイトナ
オイスター各部の名称
①クロノグラフ針(ストップウォッチ針)
ストップウォッチで使用する針。1分で1周します。プッシュボタンを押すことで動き出したり止まったりします。
②短針
時計の時間を表す針。
③長針
時計の分を表す針。
④スモールセコンド
時計の秒を表す目盛り。
⑤12時間積算計
30分積算計が一周すると半目盛り進み、12時間たつと1周します。
⑥30分積算計
秒針が1周すると1目盛り進み、30分で1周します。
⑦タキメーター
時速や時間当たりの生産性を測ることができます。
⑧リューズ
ゼンマイを巻き上げる時や時刻を合わせる時に使用します。
⑨プッシュボタン
クロノグラフを制御するボタン。リューズの上がスタート/ストップ、下がリセットです。
⑩ラグ
ブレスと時計本体をつなぎ合わせます。
⑪風防
80年代以前はプラスチック素材の風防が採用されていたが、現在はサファイアガラスという硬質な素材が使われている。
ブレスレット各部の名称
①フラッシュフィット(FLASHFIT)
ブレスレットの付け根部分。最近は一体型構造になっている。
②ブレスレット(BRACELET)
時計を腕に固定するための金属製バンドのこと。ブレスレットの素材は、SSやゴールド、ラバー、プラチナ、チタンなどメーカーやモデルにより様々で、革ベルトなどと取替え可能なものもある。略してブレスと呼ばれることもある。
③裏蓋(CASE BACK REAR CASE)
裏蓋とは水分やホコリなどからムーブメントを守るために時計のケースの裏側を密閉する蓋のこと。 通常はケースと同じ素材が使用される。特に高い機密性を確保する、ねじ込み式のスクリューバック、はめ込み式のスナッチバックなどがある。また、ケースの裏蓋にサファイアクリスタル等の素材を用い、中のムーブメントが透けて見える、シースルーバック(トランスパレントバック)と呼ばれるものもある。
④ケース(CASE)
ケースとは、懐中時計や腕時計などのダイアルやムーブメントなどを収める外装部品で、時計のベルト部分を除いた胴体部分のこと。ムーブメントなどをチリやホコリ、衝撃から守る役目を果たす。「側」とも言う。
⑤駒(コマ リンク)
腕回りを調節する金属製バンドのベルトの部品名称
⑥2重ロック(二重ロック式バックル)
ロレックスが腕時計の脱落を防ぐために開発したバックル。
深海や極地など腕時計の脱落が生死に直結する場合を想定して開発されました。
⑦クラスプ(CLASE)
クラスプとは、メタルブレスや革バンドのワンタッチ式・開閉式の留め具のこと
【デイトナ基本機能】
デイトナはストップウォッチ機能が付いた時計です。リューズの上下にあるプッシュボタンを押すことにより、ストップウォッチ機能を使用することができます。時間を計るばかりでなく、タキメーターを使用することで時速や時間あたりの生産性を測ることができます。また、自動巻上げ機構のため、毎日使用していれば止まることはありませんが、パワーリザーブが約72時間のため3日間使用がないとゼンマイの巻上げがなくなり止まってしまいます。ケースサイズは40mmで、サブマリーナー、ヨットマスター、GMTマスターなどと同サイズです。デイトナはクロノグラフなどの機能はもちろん、素材やダイヤルなどのバリエーションが豊富な時計でもあります。ロレックスで一番人気のステンレスモデルの他、イエローゴールドコンビ、オール18Kイエローゴールドモデルやオール18Kホワイトゴールドモデルもあります。ダイヤルはブラック、ホワイトの他、イエローシェルやブラックシェル、宝石を用いた8Pダイヤ、最近では隕石を用いたメテオライトやレーシングカーのメーター類を連想させるルーレットなどもあります。また、資産価値が高いことも特徴で、ステンレスモデルは年々上昇傾向にあります。