1926-1927
1926-1927
世界初の防水腕時計
1926年、ロレックスが防水性と防塵性を備える世界初の腕時計を開発し、大きな第一歩を踏み出した。「オイスター」と名付けられたこの時計は、完全密閉のケースを備え、ムーブメントを完璧に保護することを可能にした。
1927
海峡横断チャレンジ
時計が防水性であると主張することは簡単である。しかし、その性能を証明することは容易ではない。1927年、若いイギリス人スイマーのメルセデス・グライツが、ロレックス・オイスターを着用してドーバー海峡を泳いで渡った。時計は10時間以上も水中にあったにもかかわらず、完璧に動き続けていた。
1927
「テスティモニー」のコンセプト
ドーバー海峡横断の偉業を称えるため、ロレックスは英国紙『デイリー・メール』の一面に全面広告を掲載し、防水時計の成功を発表。これをきっかけに、「テスティモニー」のコンセプトが誕生した。